J-POP小畑
▼電気グルーヴ「J-POP」を聴く。
聴いていて、思い浮かべたのはコーネリアス。なんだか歌詞の組み方が「Point」や「Sensuous」あたりの諸作に通じるものがあるように思える。 「remix」の小山田圭吾インタビューで「スチャダラとか電気とかは、同級生感みたいなものはあるというか」という発言があったけど、何かわかる気がする。
しかし、あれだけ韻を踏んで意味をそぎ落としていきながら、なお電気の歌詞というのはすごいというほかないです。
で、通じる道はクラフトワークの方向なのかなあ。砂原先生も含めて、寡作なところとかどんどん似てきてるしなあ。
▼かくいうLiquidroomのレコ発ライブではまりんがサポートに回ったというではないですか。ああ、歴史的瞬間を見逃してしまった。
▼そして「電気グルーヴの続・メロン牧場――花嫁は死神」。一気に読むのがもったいなくて(上下巻合わせて700ページあるけど)読んでます。最初は寝床で読んでたんですが、時々寝床で読むには重い表現がガツンとやってきて、なんだか面白いけどとてもダークな気分に。
重いけど生きていこう。