人間か?遺体

せめてもの腹ごしらえにと、カネボウ「四天王監修 家系ラーメン」にお湯を注ぎニッスイ「焼きおにぎり」をレンジにかけたところで、今日のクラフトワークのライブが5時「開場」ではなく5時「開演」であることに気づく。
不覚!とりあえず、とるものもとらずに(もみあげも剃らずに)焼きおにぎりを手づかみにして電車に飛び乗る。
りんかい線ゆりかもめの駅の区別がよくついていなかったので、無駄な乗り換えをしつつ、Zepp Tokyoに着いたのが5時50分。
「Autobahn」のイントロが鳴り始めていた。
内容はいつもの通り…だと思う。electraglideで1度見ただけだから何とも言えないけど。見る人が見ると、最初の映像の出が違う、とかドラムの出が遅い、とかいうこともあるようですが、こっちとしてはさっぱり。大文字の「クラフトワーク」を堪能させていただきました。"Captain Funkこと"オオエタツヤ氏は「ショー」と表現していましたが、まさにそんな感じ。
音は低音が効いていて、ああテクノだと思ったり、「Radio Activity(チェルノブイリ、リ、リ、リ…)」とか「Trance Europe Express(連結器のハンマービート!)」とか聴いてロック(というかプログレ)みたいだなあ、と思ったり。「Numbers(イチ、ニ、サン、シ…)」や「Dentaku(ボクハオンガクカ…)」のお約束にもしっかり参加しました。映像はただただかっこいい。ローレゾの物が好みなのは多分、一般的なんでしょうね。
そして「The Robots」ではロボット登場。これは初めて見た。動く動く踊る踊る。最後のアンコール(ワイヤーフレームスーツ)では、「Tour De France Sound Track」からの新曲も披露。遅刻してるのでこれが初見。一音一音がはっきりしていたり、低音が強かったりするライブ向きな音でもないので、正直微妙。どんどんこなれていくといいのですが。いいのか?
最後は「Music Non Stop」。ラルフ・ヒュッターの「サヨナラ」で終了。
土産にTシャツを買って満足。会場では明日のチケットも売っていたけど、悩んだ末買わず。多分Shibuya Axも行かないだろう。
あと何回このショーを見れるんだろうなあ。もうベンチャーズみたいのでいいですよ。「クラフトワーク、全国縦断ツアー2004夏」で。その時はもうちょっとお代を安くしてください。
そして家に帰り着いた9時30分。吸水しきった「家系ラーメン」が帰りを待ちわびていた。