長い戦いの人生であったわ

戦後の漫画家としては、手塚「アトム」治虫に並ぶ存在だったのでしょう。
私には「三国志」の人でした。
ほとんど区別がつけにくい顔も、枯れたようなセリフも、むしろそれだからこそ面白く思え、気が付けば全60巻読み通してしまう味わい。まるでジャイアント馬場のようだ。かつていしかわじゅんが「漫画の時間」で「横山氏の表現は味なんだけど、さいとう・たかをの表現は単なるマンネリだ」というよくわからない分析をしていたのを思い出しました。
伊賀の影丸」とか読んでみたいなあ。