自嘲自爆

紀伊国屋ホールへ「寄席山藤亭10 談志系宇宙」を見に行く。これで落語は3度目。
立川談春「替り目」
 こりゃうまいなあ。また見たい。
立川左談次「読書日記」
 師匠の著書「現代落語論」「あなたも落語家になれる」「家元を笑わせろ」「談志が死んだ」をネタに朗読。
トーク立川談志山藤章二中尾彬吉川潮高田文夫山中秀樹
 談志を周りのゲストがヨイショする構図。高田文夫の小ネタがやはり面白い。ネクタイ巻いてたり。あと、挨拶に来ていたテツandトモ(ジャージ未装備)がちょっとだけネタを見せてました。あれは緊張するだろうなあ。
柳家小菊「俗曲」
 私が「粋だねぇ。」というセリフを言えるようにはあと50年は必要だろうなあ。言うまでもないが私の問題。
立川談志「堪忍袋」
 髪の毛を染めて登場。本人曰く「ロッドマンみたいだな」。序盤は小噺を2つ3つ繋げ(「スペインのある街へ闘牛を見に行った時、そこで出された料理が…」)そこからネタへ。
 12月に見た時よりも調子が悪そうに見え、途中で「他の落語に入りそうになった」と、話を一回止めて仕切り直して再開。中盤からは持ち直して一気に最後まで。オチとして、堪忍袋に詰めさせた「怒り」を観客に叫ばせるという演出をやっていましたが、客の照れもあって不発だったような。
 で、ラストにサービスで「落語チャンチャカチャン」を。ネタの半分ぐらいしかわかりませんでした。勉強し直してまいります。(どうも調べてみると「道具屋」「火焔太鼓」「大工調べ」「らくだ」「黄金の大黒」「長屋の花見」「黄金餅」「たが屋」「三人旅」「うなぎ屋」「船徳」「小猿七之助」「あくび指南」「笠碁」「お血脈」という流れだったらしい。)
 あと、どうも座布団を直す前座が立川キウイ氏だったみたい。