商談を許さぬ状況
PSGのような屁が出た。むしろビープ音か。
塩とたばこの博物館まで「20世紀デザインの旗手 レイモンド・ローウィ 展」を見に行く。
ローウィについては「口紅から機関車まで」という有名なキャッチフレーズしか知らなかったんですが、シェルだのカナダドライだのナビスコだのミツワ石鹸だの何でもやってるんですなこの人。
展示自体は、やっぱり「口紅」よりも「機関車」の方が見てて面白い。S1機関車とかアヴァンティとか、グレイハウンドのバスまでも、かっこよさの塊みたいなイメージがあります。
また、いっしょに展示されていた馬鹿でかい「アメリカ製のドラマに出てくるような(古典的形容ですな)」GEの冷蔵庫とか、リコーのリコピーとか、かっこいいけど使いにくいんだろうなあ。アールデコのオフィス机も仕事しにくいと思う。
あと、ローウィの事務所の写真が合わせて展示されていたんですが、1961年の撮影であると知ってびっくり。
300円で堪能いたしました。
こう思うと、2年前の亀倉雄策展には行っておけば良かったなあ。亀倉雄策は機関車はデザインしてなかったと思うけど。