プレイバックぱど厨

どうも、この三宅・土屋・糸井鼎談を見てから、どうも欽ちゃんが気になる。
この対談で出てくるような、笑いに非情なほど徹底してこだわる欽ちゃん。そういった欽ちゃんは例えば小林信彦のエッセイや、コサキンのラジオなんかによく登場する。
で、肝心の欽ちゃんの生み出す笑いについて全盛期を知らない。いや、「欽ドン」「欽どこ」「欽曜日」の視聴率100%時代は覚えてるんだけど、それらは面白かったけど、何だか恥ずかしかった記憶しかないのだ。どうもドリフやBIG3などに比べて、欽ちゃんの笑いは「恥ずかしさ」につながっているように思えたのです。そしてそれはそのまま長野五輪の閉会式や車だん吉作画の漫画につながっている。
評伝とか誰か書かないかな。前出の小林信彦が一番適当なんだろうけど、それは両者の年齢から行って難しいだろうし。自伝はいっぱい書いてるんだけど。


芦ヶ原伸之氏死去。
たぶん、最初に知ったのは「頭の体操」のブレーンとしてではないかと思います。
そして山ほどの(私は解けない)パズルの作成者として楽しんできました。「ニコリ」の「パズル病棟日誌」を読む限り、大病の後も精力的にお仕事を続けられたように見えられたのですが…。

また一人、天才がこの世から消えてしまったのだなあ。