鷲田ウーヤーター

玲葉奈区麗情の区別がいまひとつついていない。香里奈という人もいるしなあ。


「テレビゲームとデジタル科学展」を見に行ってきた時の話でも。
「レベルX」(は見に行けなかったんですが)とか、その前の「ビットゼネレーション2000」とかに比べても、何だか子供向けの味付けでした。あんまりオタクっぽくないというか。とわいえ展示内容は、昔のテレビゲームがもうたくさん(箱つきで)展示されてました。楽しい楽しい懐かしい。でも、中は体験コーナーのお姉さんの案内の声がうるさくて、「何だかプレステ以降(いっそファミコン以降)はいらないから、もっと静かに見せてくれ!」と思うことしきり。
以下感想の箇条書き。
・冒頭に展示されたENIACは、残された真空管の回路セット1列だけが展示。まるでレゴブロックのよう。
「何を見てるの?」「ENIACちゃんのかけら。…わたし一生忘れないわ。」「ぼくだって。」
PC-8001。これ、f・2キーが取れかけてましたが、もっと保存状態のいいやつはなかったんでしょうか?
・家にあった「任天堂テレビゲーム6」も展示されてました。これ、もう家には残ってないだろうなあ。
・かつては共に憎しみあったX68000FM-TOWNSも、ともにゲーム機として余生を過ごしていました。似たポジションなのに、離れたところに展示してあったのが笑えた。そういえばFM-TOWNS Martyはなかったな。
・そういわれればシャープのC1もなかったし。パソコンもX1とかFM-7とかもなかったな。まあこんだけ網羅してれば充分ですが。
・しかし昔のジョイパッドが使いにくかったなあ。ファミコンのすごさを今更ながら実感。
・ハードウェアの充実に比べて、ソフトウェアの方はいまいち盛り上がりに欠ける印象。そっちはリメイクとかエミュレータとかあるからかな。図録も方もどちらかというとゲームデザイナーよりも、ゲーム機を作ってきた人を取り上げていて、差別化を図った感が。
 面白かったというよりも、なつかしかったです。


鴻上尚史「真実の言葉はいつも短い」(ISBN:4334783120)を読む。
やっぱり私がこの人から受けた影響は強いなあ、と思ってしまう。演劇は見に行ったことはないんだけど、ラジオと週刊朝日の連載は愛読してました。でも「博愛ラジオ」はアイタタタタタ、だったなあ。
内容は、光文社から発売された「冒険宣言」「恋愛王」「道楽王」などのエッセイを再編集したもの。ほぼ全部読んでるので基本的には再読。今読むと、初出からは結構手が入っているのに今更気づく(「風車!」とか)。
で、中にこんな記述が。

『温泉と帰省』
「温泉シリーズ」の1本です。20代は、毎年、二回は故郷に帰っていたのです。今でも、年に一回、正月には絶対に帰ります。結婚はしましたが、今でも、ケチャップごはんは好きで、たまにやります(笑)。

あれ?鴻上さん結婚してたのか!てっきり(以下略)