オシム仮面

もはやのがれることはできんぞ。



やつあたり俳句入門 (文春新書)
中村裕「やつあたり俳句入門(ISBN:4166603388)」を読む。
「俳句入門」といっても作る方の入門よりも鑑賞の側から見た独断による俳句史、という感じ。
 読んでて面白かったのは

  • 高浜虚子の作風とは全く異なる指導方針による、俳句の芸事への変貌(そして「ホトトギス」の世襲
  • 昭和初期の新興俳句運動への弾圧による加藤楸邨ら人間探究派の不戦勝…

というあたり。(そしてそれらへの批判)
私は小林恭二の諸作で新興俳句の方を多く読んでいたのでけっこう合点入りで読めました。


しかし過ごしにくい気候であることよ。


「サッカーならだいじょうぶ。もうすぐ終わります。」
 「日本が負けるの。」