一周年の刑事

というわけで、この備忘録も本日で1年とあいなりました。おめでとう自分。
こんなに何も無いページを見に来る方が果たして何人いるかはさっぱりなのですが、ありがとう君の気まぐれにありがとう。

何となく書こうと思って書けなかったネタなどを本当の備忘録として。
 ・山根あかおにの死とのらくろ
 ・「ポパイの時代」と月刊ログイン
 ・清水義範の初期パスティーシュと文庫本事情


古本屋で三遊亭円丈「円丈のドラゴンスレイヤー<1> ハマった!」を発見。200円。即購入。後は別冊ポプコム「こんなソフトがおもしろい」を探しているのだけど、売ってるところなんてあるのだろうか。
パソコン雑誌「POPCOM」に連載されていたゲームレビューページ「円丈のドラゴンスレイヤー」の中でも、シミュレーションを中心にまとめたもの(1989〜1992)。続編として「RPG編」も予定されていたが、シミュレーション編が売れなかったので、発売はされなかったらしい。円丈師匠自身の解説はここで読める。
「ドラスレ」はその当時、大手出版誌でのゲーム・レビューとして過激な罵倒を売りにしていていた。その半分は落語家としての「ツッコミ/罵倒芸」だったのだろうけど、残り半分は徹底的にユーザサイドに立ってつまらないものを「つまらない」と言い放つ強さであり、そこが人気を呼んでたんだろうなあと。何せ本人、しがらみなんてなかったんだろうし。今読むとちゃんと批評してるし、攻略なんかも抑えてるんだよなあ。
「さほど面白くない。残念!」と本人は言ってますが、今読んでも面白い(懐かしい)ですよ。
そして思い出すのは連載の最終回。ゲームのことなど一切触れることなく、書き殴ったような最終回。まるで「マカロニほうれん荘」(読んだこと無いけど)。本人もゲームに飽きてたんだろうなあ。
あー「サバッシュ」やりたいな。