事実婚の仲

今年の夏は夏でしたか?
 ということでこれが私の1ヶ月です。


シアターアプルでのカンコンキンシアター「クドい!20」。
 座長・関根勤とその仲間たちによるギャグ・スケッチ集。
 初日は公演時間4時間と聞いて、じゃあそれ以降は多少短くなるのかな、と思っていたのですがみっちり4時間上演。一番笑ったのはやっぱり関根勤による中野美奈子のものまね(…なのか?)各方面への罵倒。裏関根全開でした。
 4時間やるのは嬉しいのだけれど、正直参加メンバーが多すぎて今ひとつ濃密さを作り出せない印象が。「つまらなさ」人をいじって笑わせるのはしばらくはいいや、という感じなのです。もうちょっとシェイプアップしてくれれば2時間でもいいと思うんだけどなあ。とはいえつまんないところを切っちゃうと確実に剛州が切られちゃうだろうしな。
 あ、関根麻里(座長の娘)についてはしばらくは全肯定でいこう。


末広亭の8月上席。
 三遊亭円丈がトリを取るというので見に行く。…が残念ながら見たかった三遊亭白鳥が休演。また川柳川柳には間に合わず。
 そんな中で初めて見た柳家喬太郎が素晴らしかった。ある夏の日、お爺ちゃんの家に孫がやってくる…「孫帰る」という噺らしいのですが、確かな技術とストーリーテリングの見事さ。一回独演会行ってみよう。
 円丈師匠は古典落語を10日間のうちの1度やってみようということになっていて、古典をやるために眼鏡を外すというパフォーマンスを見せる。そして噺は「居残り佐平次」。くすぐりを大きく入れ込む、ということはせずにオーソドックスに演じていました。個人的には前に聞いた立川談春のがよかった分ちょっと点が辛くなってしまいましたが。点ってなんだ。


映画「UDON」公開にあわせて「赤いきつね讃岐うどんバージョン」が売ってましたが、単純にうどんの麺を太く固くしただけじゃないのか?